おおるりブログ
ビジネス

仕事でやりがいを感じない時の対処法とは?

今やっている仕事にやりがいを感じられなくて悩んでいる人は、少なくないと思います。

仕事に限らず、どんなことでも、やりがいを感じられたなら、たとえ成果が出なくても、充実した気分になります。

では、やりがいって、一体何なのでしょうか。それについて考えていきたいと思います。

自分のやりがいについて明確にする

もし今、自分のしていることにやりがいを感じられないならば、

まずは、その理由を分析して、明確にすることが大切です。

当然、人によって理由は違うので、一般論はあまり参考にならないからです。

例えば、目標が持てない、とか、失敗ばかりで全然成功しない、とか、お給料が全然上がらない、とか、成果を誰も認めてくれない、とか、誰かの役に立っているような感じがしない、とか、もう飽きてしまった、とか、様々な理由があると思います。

まずは、自分にとっての、やりがいを感じられない理由を明確にしましょう。

転職する?

やりがいを感じない時の、一つの解決法として、転職する、というのがあります。

転職すると、職種も、環境も、人間関係も、それらのすべてを変えることができますし、

新しい仕事を覚える、という面からも、好奇心や向上心が刺激されて、やりがいを感じることができる場合も多いです。

ですので、解決策として、とても有効な手段の一つです。

起業する?

また、本当に自分が望む職種、環境、人間関係を構築するために、自分で起業する、というのも有効だと思います。

たとえ、なかなか思うように、それらを構築できなくても、目標がハッキリしている分、やりがいを感じながら仕事することができるでしょう。

たとえ失敗続きでも、自分の人生を前に進めている充実感を感じられることでしょう。

ですので、これも有効な解決策の一つです。

それでもまた、やりがいを感じられなくなったら?

転職や起業を通して、確かなやりがいを感じられるようになった、という方も多くいます。

でも、またしばらくしたら、どうにもやりがいがなくなってしまった、と感じる方も、結構いるのではないでしょうか。

思いつくあらゆることをやってみた、でも、またここに戻ってきた。

そうなって初めて、ああ、職種や環境が問題なんじゃない、「自分」に問題があったのだ、と気づく、というわけです。

そんな場合は、どうすればいいのでしょうか?

やりがいを感じない本当の原因

最初に、自分を分析して、自分がやりがいを感じない理由を明確にしました。

例えば、目標がもてない、誰にも認めてもらえない、役に立っていない、などでしたね。

これらが、職種や関係や他人が原因だとしたら、それらを変えればよいはずですが、

そう思う原因が、「自分」にあるんだとしたら、何が原因なのでしょうか?

それは、「理想へのこだわり過ぎ」にあるのではないでしょうか。

誤解されるといけないので説明しますと、確かな目標に向かって、まわりの人たちに認めてもらい、誰かの役に立って、生きていきたい、と理想を持つことは、とても良いことです。

そのために努力したり、向上しようと工夫したりすることも、とても素晴らしいことです。

でも、そういう理想に「こだわる」ことは良いことですが、「こだわり過ぎる」ことは、あまり良くない、ということです。

つまり、もし、その理想にこだわるがあまり、自分の意欲を失ったり、無気力になったりしているのであれば、それは「こだわり過ぎ」なのかもしれません。そんな理想は、捨てた方が良いのかもしれません。

理想は理想で、それはそれとして一旦脇において、今目の前にあることに集中して、少し先の目標を目指して生きれば、それだけで「生きがい」が戻ってくることと思います。

まとめ

やりがいを感じなくて悩んでいる方は少なくないと思います。まずは、自分の思い描く理想との比較によって、やりがいを感じられなくなっていないか、自分自身を苦しめていないか、チェックしてみてください。

転職や起業を考えるのは、それからでも大丈夫だと思います。

チェックしてみた結果、いや、やっぱり自分はこういう理想を手に入れたいんだ!と確認できたなら、その時はもう、「生きがい」は甦ってきていると思いますから。

それでは、また。